1

 世界最大級の自動車ショー「ジュネーブモーターショー」が来週3月3日から開催される。ジュネーブモーターショーでは、例年、世界最高峰のスーパーカーが初披露されることが多く、それがショーの特色となっている。

 インターネットが重要な情報共有メディアとなった今では、ショーで初公開される車の予告画像や情報が、メーカーから意図的に漏らされることも多い。だが、全ての情報が事前に漏らされるわけではない。車の詳細や完全な姿は、ショー当日の会場で明かされるだろう。

10位 トヨタ C-HR


2

 自動車ショーで人気を集めるのは高級車やスーパーカーが常だ。だが、トヨタのクロスオーバーC-HRは注目に値する一台となるはずだ。注目は、「C-HR コンセプト」の大胆な造形が、市販予定車となるC-HRにどれほど引き継がれているのかだ。また、C-HRはアメリカではサイオンブランドとして発売される予定だった。その発売前にサイオンは廃止されてしまったが、この車はサイオンが息を吹き返すに値するものだったのか、興味は尽きない。

9位 ホンダ シビック ハッチバック


3

 大幅なモデルチェンジを果たした新型シビックの評判は高く、世界中で大きな賞賛を得ている。これまでにセダンとクーペのモデルが発表されているが、ハッチバックはジュネーブモーターショーで初公開の予定だ。予告画像ではセダンよりも、より力強いデザインとなっているのが窺える。

8位 マセラティ Levante


4

 正直に言えば、レヴァンテがこうして発売にまでこぎつけたのには驚きだ。マセラティが「クーバン コンセプト」を公開し、SUV市場への参入を示したのは2003年のことだ。そして、こんにちに至るまでなんらの成果も生みだせなかった。高級車メーカー・マセラティが、高級SUV市場を攻略する足がかりとなるのか、確認したい。

7位 ジャガー Fタイプ SVR


5

 ジャガーの量産車としては最速のモデルとなる「Fタイプ SVR」が、ショーで正式に初公開される。同社の特別部門「Special Vehicle Operations」が手がけるFタイプ SVRは、心臓部に5.0リッターV8スーパーチャージャーエンジンを搭載。583馬力に700Nmのトルクを発生し、0-60mph(97km/h)加速は3.5秒の動力性能を誇る。

6位 アストンマーチン DB11


6

 予告画像やスパイショットは既にインターネット上に溢れているが、完全なお披露目は来週まで待たなければならない。DB11は、約600馬力を発揮する5.2リッターV12ターボエンジンを搭載すると噂される。映画のために特別製作されたDB10は市販されず、現行モデルは2004年に発売されたDB9だ。久々の新型となるDB11がどれほどの進化を遂げたか、注目したい。

5位 マクラーレン 570GT


7

 マクラーレンは公開予定の570GTを「実用性を向上させたスーパーカー」と語る。フロントシート後方に設置された荷室は、220リットルの容量を持ち、横開きのガラスハッチによって積載を容易にした。もちろん、スーパーカーらしい性能は健在だ。搭載する3.8リッターV8ツインターボエンジンは570馬力を発揮し、車重は1351kgに抑えた。マクラーレンが「日々の運転に必要な利便性、長距離の移動もこなせる性能と快適性を備える」と自慢する一台に仕上がっている。

4位 ケーニッグゼグ レゲーラ


8

 ケーニッグゼグは3台の車をジュネーブモーターショーで公開予定だが、最も注目を集めるのはこの車だろう。レゲーラのコンセプトモデルは昨年披露されているが、今回出展するのはその量産仕様車だ。ケーニッグゼグはレゲーラを「メガ・カー」と称する。最大出力が1メガワット(1000kW=1360ps)を超える、という意味だ。コンセプトモデルから約3000か所の変更を施したとケーニッグゼグは述べるが、量産仕様車はどんな仕上がりとなったのか注目だ。

3位 パガーニ ウアイラ BC


9

 パガーニはウアイラの高性能仕様車となる「ウアイラ BC」を発表する。搭載するのはベースモデルウアイラと同じ、メルセデスAMG製6.0リッターV12ツインターボエンジンだが、馬力は800psに、トルクは1100Nmに引き上げられる。販売台数はわずか20台限定となるが、パガーニによれば既に完売しているとのことだ。

2位 ランボルギーニ センテナリオ


9a

 ランボルギーニ生みの親、フェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年となる今年に、特別な車が制作されるのではないかという噂は去年から聞こえていた。そして、ランボルギーニが特別な顧客に明かした情報によると、限定20台となるセンテナリオを発売するとのことだ。770馬力のエンジンに4WDシステムが組み合わされるという。画像は、ランボルギーニがヨーロッパの特許庁に提出した商標申請書類で明らかになったものだ。

1位 ブガッティ シロン


9b

 世界最速の車ブガッティ「ヴェイロン」の新型となるシロンがジュネーブモーターショーに登場する。名前は、1920年から1930年代にかけて活躍したヴガッティのラリードライバー、ルイ・シロンに由来するものだ。ブガッティはシロンを「世界で最も強力で、速く、豪華で、特別に生産されるスーパースポーツカー」と誇らしげに語る。動力部には8.0リッターW12クアッドターボエンジンを搭載するとみられるが、世界最速の称号を得るには、ケーニッグゼグの1500馬力スーパーカーレゲーラとの戦いを制さなければならない。

 シロンとレゲーラ。地球上で最速を争う2台のスーパーカーがお披露目される今年のジュネーブモーターショーは、自動車ファンの熱い興奮に包まれるだろう。


Source & All photos by
Top 10 Most Anticipated 2016 Geneva Motor Show Debuts ≫ AutoGuide.com News