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 ヨーロッパではディーゼル車の人気が高く、新車における市場シェアは50%以上を占めていた。ディーゼル車はガソリン車と比べCO2排出量が少なく、また燃費にも優れると、ヨーロッパの各国が積極的にディーゼル車を推進していたのがその理由だ。

 しかし、昨年のフォルクスワーゲンによる不正ディーゼル問題は、ヨーロッパの消費者に強い不信感を植えつけた。「LMC Automotive」の調査によれば、4月の西ヨーロッパディーゼル車シェアは前年比3.1%減の49.7%となり、50%を割った。特に下落幅が大きい車種は、小型車、ハッチバック、小型ミニバン、大型セダン車だ。1月から3月までのシェアは前年比2.2%減の50.1%だった。

 今後、排ガス規制がさらに厳格化すれば、ディーゼル車のシェアはますます低下するだろうと、アナリストは予測している。最も影響が大きいのは安価な小型車だ。高価な排ガス後処理装置を追加すれば、当然商品価値は下がってしまう。

 ディーゼル車に足踏みの傾向が見られる一方、1月から4月にかけての西ヨーロッパ新車販売台数は、前年比7.7%増の487万台と好調な数字を記録している。

 現在、多くの自動車メーカーは電気自動車の研究開発に力を注ぎ、自動車の未来は電動化へと向かいつつある。フォルクスワーゲンに端を発する一連の排ガス騒動は、いまだ収束する気配を見せていない。電気自動車を初めとする次世代の代替エネルギー車にとっては、好機と言えるだろう。


Source
Sales of new diesel cars in Europe suffer decrease after VW scandal


 ヨーロッパの自動車メーカーがディーゼルに傾倒した理由は、ハイブリッド&電気自動車関連の特許が、日米企業に独占されているのを嫌ったためではないかと、たくやゎ思います。日米企業だけで特許数の6~7割に達するそうです。