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 中古車に関する興味深い調査が発表された。アメリカの中古車情報サイト「iSeeCars」は、同サイトに登録され、2016年1月1日から5月31日にまで販売された、1~3年落ち中古車220万台以上を調査。中古車の販売開始から売買契約成立までの平均日数を車種ごとに纏め、発表した。なお、サイトへの登録台数が250台未満の車種、2015年モデルしか存在しない車種は調査対象外としている。

 iSeeCarsによると、全車種の平均販売日数は42.4日で、買い手がすぐに見つかった車の上位を占めるのは、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車だったという。下の表は、販売日数が短い順・上位10台のリストだ。

順位ブランド名車名平均販売日数(日)
1トヨタプリウスPHV19.7
2日産リーフ24.3
3テスラモデルS26.1
4ヒュンダイヴェロスター・ターボモデル27.8
5インフィニティQX6027.9
6インフィニティQX5629
7レクサスCT200h29.4
8トヨタハイランダー・ハイブリッド29.6
9レクサスRX35029.7
10マツダマツダ2(デミオ)29.9


 トップ10のうち5台をエコカーが占める理由を、iSeeCarsの代表、フォン・リーは次のように分析する。「ガソリン価格の下落が著しい近年だが、それでも車を購入する際に燃費を重視する消費者は多いということだろう。プリウスPHVの場合、調査期間中に販売された個体の大半が、カリフォルニア州に集中していることも理由として大きい」

「カリフォルニアでは、プラグインハイブリッド車、電気自動車は乗員1名でもHOVレーン(注1)を利用することができる。その優遇制度の新規受付が終了したため、利用許可証となるグリーンステッカーが貼られた中古車の需要が高まっている」

注1:交通渋滞を緩和するために、乗員が規定人数以上であれば走行できる優先道路のこと。エコカーへの優遇措置としても利用される。

 プリウスPHVの2015年・平均販売日数は38.1日で、これは現在の約2倍にあたる。リーフは38.7日から24.3日へと縮まった。需要の変化は急速に進んでいるようだ。

 価格の下落も中古エコカーが人気を集めた理由だろう。2015年の平均価格と比べ、モデルSは17%値下がりし、プリウスPHVは16%減の1万9057ドル(約195万円)、リーフは15%減の1万2533ドル(約129万円)となっている。


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Hybrids and EVs Dominate the Top 10 List of Fastest Selling Used Cars


中古車人気ランキングと言い換えてもいいはず
アメリカ人兄貴はこういう面白い調査やったりするから好きです

全車種の平均日数は、年ごとに比較すれば良い経済指標になりそう